海鮮チヂミ
魚介、野菜などを小麦粉で溶いて焼いたもので、手軽にさっと作れる庶民的な料理の代表です。
日本の韓国料理店などではチヂミの名称を多く使用しますが、韓国ではあまり使われておらず、日本人が韓国旅行に出かけてチヂミを食べようとする場合は、パジョン(ネギのジョン)、ヘムルパジョン(海産物とネギのジョン)、キムチジョン(白菜キムチのジョン)など、「ジョン」とついた名前を探す必要があります。
海鮮チヂミの作り方
①たねを混ぜて作り、フライパンにひとすくい弱火で焼いたら、
その上に具材を乗せます。
②たねを少し上からかけ、その後卵を溶いたものをかけます。
③サッとひっくり返したら出来上がりです。
「海鮮チヂミ」とは?
魚介、肉、野菜などを小麦粉で溶いて焼いたものです。「チヂミ」とは、焼く(チヂダ)という意味で、日本語にするならば、焼いたもの、お焼き、などに相当する言葉です。チヂミという言い方は日本では一般的ですが、韓国では方言のひとつであり、標準語では「プチムゲ」と呼ばれています。プチムゲはチヂミと同様に、焼く(プチダ)という意味です。
また、チヂダには少量の汁で煮るという意味もあり、野菜などを煮た少量の汁物料理を指してチヂミと呼ぶこともあります。チヂミは焼いたもの全般を指すため、「ジョン」(鉄板に油を敷き薄く切った材料に小麦粉をつけて焼いたものの総称)、「ピンデトク」(緑豆粉に具を入れ煎餅状に焼いたもの)などはすべてチヂミの一種であると言えます。チヂミには韓国の伝統酒であるマッコリやトンドンジュのような濁り酒がよく合うので、お店には必ずセットでおかれています。
日本の韓国料理店などではチヂミの名称を多く使用しますが、韓国ではあまり使われておらず、日本人が韓国旅行に出かけてチヂミを食べようとする場合は、パジョン(ネギのジョン)、ヘムルパジョン(海産物とネギのジョン)、キムチジョン(白菜キムチのジョン)など、メニューから「ジョン」とついた名前を探す必要があります。プチムゲという言葉も飲食店のメニューに記載されていることは少ないです。