ビビン冷麺の作り方
①キュウリは千切りにして水にさらしておき、鶏ササミは茹でてほぐしておきます。
梨は1/8だけ残し千切りにし、残した梨は、卸しておきます。
②ボールでビビン冷麺のたれを混ぜ、1で卸しておいた梨も加えます。
甘みが足りない時は砂糖を加えて調節して下さい。
③麺を茹でて流水にとり、滑りをとっておきます。
④良く冷やした器に麺を盛り、キュウリ、キムチ、鶏ササミ、梨を彩り良く盛り付け、
上からビビン冷麺のたれをかけて、真ん中にゆで卵を乗せ、煎り胡麻、糸唐辛子
を乗せて出来上がりです。
唐辛子をベースにした辛い薬味ダレをかけ、混ぜて食べる冷麺です。「ピビム」は混ぜる、「ネン」は冷たい、「ミョン」は麺です。ピビムネンミョンは北朝鮮の咸興(ハムン)が有名です。
冷麺には咸興式の「ピビムネンミョン」の他に平壌式の「ムルレンミョン」があり、こちらはソバ粉や緑豆粉を用いて麺を打ち、牛肉、豚肉、鶏肉、キジ肉などでダシをとったスープにトンチミの汁を加えてスープを作ったもので、薄切りの牛肉(または豚肉)、大根キムチ、キュウリ、梨、ゆで卵などの具を乗せて食べます。
ピビムネンミョンは、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシなどを原料にして作った押し出し式の麺に、唐辛子をベースにした激辛の薬味ダレをかけて食べます。エイやカレイなどの刺身を乗せて食べることが多く、刺身を乗せた冷麺は「フェネンミョン」という名前で呼ばれ、別名を咸興冷麺(ハムンネンミョン)とも称します。専門店、または焼肉店のメニューに並び、また一般の食堂でも夏になると冷麺を始めるところがあります。
類似の料理としては、冷麺用の麺でなく素麺を使用した「ピビムククス」、小麦粉で麺を作った「ピビムミルミョン」などがあります。