K-POPダンスの”伝道師”日本人ダンサー「大切なのは好きという気持ち」
日本にいながらK-POPアイドルのダンスを学べるとあり、話題のダンススクール「YAMA&HOTCHICKS」。現役の韓国人ダンサーと共に日本人女性ダンサーが指導にあたっている。
自身もダンスに夢を抱き、夢を現実のものにするまで長い道のりを歩んできた。たくさんの経験、苦労、悩みを乗り越えたいまだからこそ、伝えたい思いも強いはずだ。
現在(2013年9月)、スクールで実際に講師として活躍する日本人ダンサーのKANAEさん、ASAMIさん、CHIOさんに話を聞いた。
【写真左からKANAEさん、ASAMIさん、CHIOさん】
-ダンスを始めたきっかけ
<;b>;CHIOさん:<;/b>;小さい頃から保育園などで踊る盆踊りやお遊戯が大好きでダンス教室に通い始めたのがきっかけです。
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;私は、よさこいがきっかけでした。もともと体を動かすことが好きだったのもあり、よさこいを始めてからすぐにダンスレッスンを受けに行ったのを覚えています。
<;b>;KANAEさん:<;/b>;小学校3年生の時に、テレビの中で同年代の子が踊っているのを見て「私もやりたい! 」と思ったのがきっかけです。かっこいい衣装を着て、メイクもしてカメラの前でポーズを取り、踊っている姿がキラキラしていて憧れました。でも、その頃は両親に「ダンスがしたい」とは言えず、小学校から帰ってきてからすぐ部屋にこもって一人でテレビで踊っている子のまねをしながら5~6時間は踊っていました。やっと両親に打ち明け、本格的にダンスを学びはじめたのは高校に入ってからです。
-ダンスを職業にすることになった経緯
<;b>;KANAEさん:<;/b>;ダンスの専門学校に入りましたが、まだ実際にダンスの仕事をするという事はどういう事なのか、どんな世界なのかも正直わかりませんでした。そんな時、バックダンサーのオーディションの貼り紙を見て「これだ! 」と思い受ける事に決めました。「審査員の方々はもう二度と会わないんだから」と自分に言い聞かせ、恥ずかしがらず自分を出し切り本当に精一杯踊りました。結果はみごと合格! 200人の中から男女合わせて11人が合格しました。初めて勝ち取った勝負に鳥肌が止まりませんでした。自分を磨き、自分の踊りに価値がついて必要とされ、踊れる事の喜びを感じたので、この仕事を選びました。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;ダンスを諦めて、その他の職業に就いた方が両親に心配をかけないかな? と迷っていました。そんな時、両親がこんな言葉をかけてくれました。「いましかできないことをしたら? いまの夢を諦めて後悔して欲しくない」と…。この言葉を聞いて、好きなことは、いましかできないということに気づき、ダンスを職業にすることを決めました。
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;”出会い”です。いまの自分があるのは数々の出会いのおかげです。
-K-POPアーティストのダンスを見て、日本と違うと感じる点
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;>;K-POPもJ-POPもどちらもとても素敵で、正直ダンスの違いはほとんどないと思います。ただ、例えば「KARA」の「ミスター」の「la la la la...」のような日本でも有名なヒップの振りや連続の歌詞は、とてもキャッチーで覚えやすいと思います。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;K-POPアーティストは日本のアーティストよりもさらに結束力の強いグループが多く、ダンスの息がピッタリなところにはいつも驚かされます。
<;b>;KANAEさん:<;/b>;日本ではデビューしてから成長過程を見ていきますが、韓国のアーティストは小さい頃から特訓されて、キャラクターなど含め完成してから世に出ていくという印象があります。ですのでデビュー曲のPV(プロモーションビデオ)を見てもダンスの訓練をしっかりされていると感じます。
-ずばりK-POPカバーダンスの魅力とは?
<;b>;CHIOさん:<;/b>;自分の好きなアーティストになりきることができ、楽しくダンスを学べることですね!
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;普段ダンスをしない方でも、好きな曲のカバーダンスなら気軽に参加できることが最大の魅力だと思います。知っている、または普段よく聴く曲であれば自然と楽しめると思いますよ!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;レッスンをしていて気づかされることがたくさんありますが、その中でもダンサーの動きではなくアーティストの動きを研究してコピーするので、自分の好きな人をまねしていると自然とそのアーティストがよくやるポーズやくせがコピーされていきます。そうすると、ただ踊っているのではなく、その人になりきっているため、ダンスを習ってからコンサートに行った生徒さんから「レッスンで習った動き本当にやってたよ! ポーズまで一緒にできてすごく楽しかった」とよく報告を受けます。生徒さんからたくさんアーティストの情報ももらえるので、レッスン中もPVや音楽番組を見ながら「この部分が好き、以外と難しい」など話ながら進めているので、生徒同士もすぐ仲良くなっていますし、コミュニケーションがとりやすい環境になっていると感じます。
-憧れのダンサー、アーティストは?
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;アーティストはマイケル・ジャクソン、ダンサーはKento MoriさんとNamiJさんです。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;安室奈美恵さんです!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;Dave Sccotさんです。初めて米国ロサンゼルスに行ったときにレッスンを受けたのですが、彼の動きは予測ができない動きで見てて大変おもしろいんです。レッスンが終わり、彼からプレゼントでいただいたキャップは、いまでも大切にしています。
-これからダンスを始めようとしている方へアドバイス
<;b>;CHIOさん:<;/b>;いま、ダンスをやりたいのならば、1日でも早くやるべき! ダンスを通じてたくさんの素敵な出逢いがあるはずです。ぜひ心からダンスを楽しんでください!
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;アドバイスと言えるほどのものではありませんが、私はいつも楽しんでます! (スタートに)早い遅い、ということはありませんので、ダンスをぜひ始めてみてください!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;一番大切なのは踊ることが好き、楽しい、という気持ちを忘れない事だと思っています。好きじゃないと練習はできないですし、続かないですね。 理由は単純で良いと思います。仕事にしようと思っている方は、ダンサーは体が資本の仕事なので、何が起きても踊れるように日頃から体や心のケアも意識する必要があります。そして、ダンサーになるまではわからなかったのですが、様々な場所で仕事をするので、多くの方々と知り合うことができます。多彩なジャンルのダンサーやスタッフ、アーティストなど、大人から子どもまで、職業も関係なく多くの人たちとダンスを通じて繋がることができます。その中で生まれた絆は一生の宝です。皆さんも”好き”という気持ちを大切にしてください!
WoW!Korea <;a href=";http://www.wowkorea.jp/section/focusread.asp?narticleid=116999"; target=";_blank";>;独占インタビューより<;/a>;
2013/09/20 13:25:00 入力
自身もダンスに夢を抱き、夢を現実のものにするまで長い道のりを歩んできた。たくさんの経験、苦労、悩みを乗り越えたいまだからこそ、伝えたい思いも強いはずだ。
現在(2013年9月)、スクールで実際に講師として活躍する日本人ダンサーのKANAEさん、ASAMIさん、CHIOさんに話を聞いた。
【写真左からKANAEさん、ASAMIさん、CHIOさん】
-ダンスを始めたきっかけ
<;b>;CHIOさん:<;/b>;小さい頃から保育園などで踊る盆踊りやお遊戯が大好きでダンス教室に通い始めたのがきっかけです。
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;私は、よさこいがきっかけでした。もともと体を動かすことが好きだったのもあり、よさこいを始めてからすぐにダンスレッスンを受けに行ったのを覚えています。
<;b>;KANAEさん:<;/b>;小学校3年生の時に、テレビの中で同年代の子が踊っているのを見て「私もやりたい! 」と思ったのがきっかけです。かっこいい衣装を着て、メイクもしてカメラの前でポーズを取り、踊っている姿がキラキラしていて憧れました。でも、その頃は両親に「ダンスがしたい」とは言えず、小学校から帰ってきてからすぐ部屋にこもって一人でテレビで踊っている子のまねをしながら5~6時間は踊っていました。やっと両親に打ち明け、本格的にダンスを学びはじめたのは高校に入ってからです。
-ダンスを職業にすることになった経緯
<;b>;KANAEさん:<;/b>;ダンスの専門学校に入りましたが、まだ実際にダンスの仕事をするという事はどういう事なのか、どんな世界なのかも正直わかりませんでした。そんな時、バックダンサーのオーディションの貼り紙を見て「これだ! 」と思い受ける事に決めました。「審査員の方々はもう二度と会わないんだから」と自分に言い聞かせ、恥ずかしがらず自分を出し切り本当に精一杯踊りました。結果はみごと合格! 200人の中から男女合わせて11人が合格しました。初めて勝ち取った勝負に鳥肌が止まりませんでした。自分を磨き、自分の踊りに価値がついて必要とされ、踊れる事の喜びを感じたので、この仕事を選びました。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;ダンスを諦めて、その他の職業に就いた方が両親に心配をかけないかな? と迷っていました。そんな時、両親がこんな言葉をかけてくれました。「いましかできないことをしたら? いまの夢を諦めて後悔して欲しくない」と…。この言葉を聞いて、好きなことは、いましかできないということに気づき、ダンスを職業にすることを決めました。
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;”出会い”です。いまの自分があるのは数々の出会いのおかげです。
-K-POPアーティストのダンスを見て、日本と違うと感じる点
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;>;K-POPもJ-POPもどちらもとても素敵で、正直ダンスの違いはほとんどないと思います。ただ、例えば「KARA」の「ミスター」の「la la la la...」のような日本でも有名なヒップの振りや連続の歌詞は、とてもキャッチーで覚えやすいと思います。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;K-POPアーティストは日本のアーティストよりもさらに結束力の強いグループが多く、ダンスの息がピッタリなところにはいつも驚かされます。
<;b>;KANAEさん:<;/b>;日本ではデビューしてから成長過程を見ていきますが、韓国のアーティストは小さい頃から特訓されて、キャラクターなど含め完成してから世に出ていくという印象があります。ですのでデビュー曲のPV(プロモーションビデオ)を見てもダンスの訓練をしっかりされていると感じます。
-ずばりK-POPカバーダンスの魅力とは?
<;b>;CHIOさん:<;/b>;自分の好きなアーティストになりきることができ、楽しくダンスを学べることですね!
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;普段ダンスをしない方でも、好きな曲のカバーダンスなら気軽に参加できることが最大の魅力だと思います。知っている、または普段よく聴く曲であれば自然と楽しめると思いますよ!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;レッスンをしていて気づかされることがたくさんありますが、その中でもダンサーの動きではなくアーティストの動きを研究してコピーするので、自分の好きな人をまねしていると自然とそのアーティストがよくやるポーズやくせがコピーされていきます。そうすると、ただ踊っているのではなく、その人になりきっているため、ダンスを習ってからコンサートに行った生徒さんから「レッスンで習った動き本当にやってたよ! ポーズまで一緒にできてすごく楽しかった」とよく報告を受けます。生徒さんからたくさんアーティストの情報ももらえるので、レッスン中もPVや音楽番組を見ながら「この部分が好き、以外と難しい」など話ながら進めているので、生徒同士もすぐ仲良くなっていますし、コミュニケーションがとりやすい環境になっていると感じます。
-憧れのダンサー、アーティストは?
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;アーティストはマイケル・ジャクソン、ダンサーはKento MoriさんとNamiJさんです。
<;b>;CHIOさん:<;/b>;安室奈美恵さんです!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;Dave Sccotさんです。初めて米国ロサンゼルスに行ったときにレッスンを受けたのですが、彼の動きは予測ができない動きで見てて大変おもしろいんです。レッスンが終わり、彼からプレゼントでいただいたキャップは、いまでも大切にしています。
-これからダンスを始めようとしている方へアドバイス
<;b>;CHIOさん:<;/b>;いま、ダンスをやりたいのならば、1日でも早くやるべき! ダンスを通じてたくさんの素敵な出逢いがあるはずです。ぜひ心からダンスを楽しんでください!
<;b>;ASAMIさん:<;/b>;アドバイスと言えるほどのものではありませんが、私はいつも楽しんでます! (スタートに)早い遅い、ということはありませんので、ダンスをぜひ始めてみてください!
<;b>;KANAEさん:<;/b>;一番大切なのは踊ることが好き、楽しい、という気持ちを忘れない事だと思っています。好きじゃないと練習はできないですし、続かないですね。 理由は単純で良いと思います。仕事にしようと思っている方は、ダンサーは体が資本の仕事なので、何が起きても踊れるように日頃から体や心のケアも意識する必要があります。そして、ダンサーになるまではわからなかったのですが、様々な場所で仕事をするので、多くの方々と知り合うことができます。多彩なジャンルのダンサーやスタッフ、アーティストなど、大人から子どもまで、職業も関係なく多くの人たちとダンスを通じて繋がることができます。その中で生まれた絆は一生の宝です。皆さんも”好き”という気持ちを大切にしてください!
WoW!Korea <;a href=";http://www.wowkorea.jp/section/focusread.asp?narticleid=116999"; target=";_blank";>;独占インタビューより<;/a>;
2013/09/20 13:25:00 入力
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