マッコリブーム~マッコリとは?~
マッコリブーム ~マッコリとは? ~
日本でもすっかりおなじみになった「マッコリ」。新大久保でも大人気です!そんなマッコリについて詳しく調べてみました☆
韓国の代表的な伝統酒で、米と小麦の麹で仕込んだ酒の上澄み(清酒になる部分)と下の濁った部分をそのまま“マッ”(すべて)“コルダ”(漉す)ことから「マッコリ」と呼ばれるようになりました。
日本では濁り酒のことを「どぶろく」と呼びますが、マッコリは米と米麹で自然発酵させたお酒で、昔から庶民のお酒としてよく飲まれてきました。酵母と酵素菌がさっぱりした清涼感を生み、ちょっと発泡系の爽やかさがあります。麹により糖化された米の強い甘味があり、乳酸が含まれていることや、アミノ酸、たんぱく質、ビタミンが豊富なことから、健康飲料としても注目されています。マッコリは、アルコール度数が6~8度と低めので、お酒の弱い人でも比較的楽しむことができると思います。ちなみに、同じく米を主原料とする日本酒、濁り酒のアルコール度数は13~15度で、比べると約半分です。
乳酸醗酵により雑菌の繁殖が抑えられる点は日本酒と同じですが、一般にマッコリでは乳酸菌飲料のような微かな酸味と炭酸発泡の味がより顕著です。醗酵を止めていないものも多く、醗酵の進み過ぎたマッコリは酸味と炭酸と悪臭が強烈です。スーパーなどで販売されているマッコリは、購入後は冷蔵庫で保管すると新鮮さを保てると言われています。しかし、生マッコリは劣化が早いので、長期保存は不可能です。温まると酵母が活性化し、吹き出てしまう場合があります。
また、韓国ではマッコリに似た「トンドンジュ(トンドン酒)」というお酒も有名です。トンドン酒は加熱処理を一切していないので、搾りたてでフレッシュです。発酵させたあと上澄みだけをとるため、米粒が残っています。
韓国では、雨の日にチヂミとマッコリを食べる習慣があるそうで、昔雨で農作業ができない際にチヂミとマッコリを食べ時間を潰したためと言われています。また、「農酒(ノンジュ)」とも呼ばれるように、昔は農作業をしながら水代わりに飲まれていたそう。農耕の祭りの際にも必ず出され、各家庭では農繁期に備えてマッコリを作るなど庶民の生活に欠かせないものでした。その習慣は現在でも残っています。
2012/04/11 16:58:18 入力
日本でもすっかりおなじみになった「マッコリ」。新大久保でも大人気です!そんなマッコリについて詳しく調べてみました☆
韓国の代表的な伝統酒で、米と小麦の麹で仕込んだ酒の上澄み(清酒になる部分)と下の濁った部分をそのまま“マッ”(すべて)“コルダ”(漉す)ことから「マッコリ」と呼ばれるようになりました。
日本では濁り酒のことを「どぶろく」と呼びますが、マッコリは米と米麹で自然発酵させたお酒で、昔から庶民のお酒としてよく飲まれてきました。酵母と酵素菌がさっぱりした清涼感を生み、ちょっと発泡系の爽やかさがあります。麹により糖化された米の強い甘味があり、乳酸が含まれていることや、アミノ酸、たんぱく質、ビタミンが豊富なことから、健康飲料としても注目されています。マッコリは、アルコール度数が6~8度と低めので、お酒の弱い人でも比較的楽しむことができると思います。ちなみに、同じく米を主原料とする日本酒、濁り酒のアルコール度数は13~15度で、比べると約半分です。
乳酸醗酵により雑菌の繁殖が抑えられる点は日本酒と同じですが、一般にマッコリでは乳酸菌飲料のような微かな酸味と炭酸発泡の味がより顕著です。醗酵を止めていないものも多く、醗酵の進み過ぎたマッコリは酸味と炭酸と悪臭が強烈です。スーパーなどで販売されているマッコリは、購入後は冷蔵庫で保管すると新鮮さを保てると言われています。しかし、生マッコリは劣化が早いので、長期保存は不可能です。温まると酵母が活性化し、吹き出てしまう場合があります。
また、韓国ではマッコリに似た「トンドンジュ(トンドン酒)」というお酒も有名です。トンドン酒は加熱処理を一切していないので、搾りたてでフレッシュです。発酵させたあと上澄みだけをとるため、米粒が残っています。
韓国では、雨の日にチヂミとマッコリを食べる習慣があるそうで、昔雨で農作業ができない際にチヂミとマッコリを食べ時間を潰したためと言われています。また、「農酒(ノンジュ)」とも呼ばれるように、昔は農作業をしながら水代わりに飲まれていたそう。農耕の祭りの際にも必ず出され、各家庭では農繁期に備えてマッコリを作るなど庶民の生活に欠かせないものでした。その習慣は現在でも残っています。
2012/04/11 16:58:18 入力
|
|